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テレビの音量基準はどれぐらい?騒音トラブルにならないために知っておきたい対策とは。

本記事ではテレビの音量で周りに迷惑をかけないために知っておきたい3つの方法についてお伝えします。

3つの対策方法とは
  • アプリで自分のテレビの音量と基準を知ること
  • 購入してからそのまま?音量設定を見直す
  • 迷惑かけずにテレビの音を楽しむアイテムを利用する

両親や家族でテレビのボリュームが大きいと感じているなら、今日から実践できますので是非行ってください。

私もお盆や正月に実家に遊びに行くといつも気になるのがテレビのボリューム。昔は大きいと感じませんでしたが、ここ数年実家に行くたびに大音量になっている気がします。特に父は『のど自慢』を見るのが好きで歌番組になると爆音になります。

実家は1戸建てではなく市営住宅なので上下に左右に住民がすんでおり、騒音トラブルにならないか心配になります。

過去にはテレビ音や生活騒音で殺人事件も起きていますね。

『中野テレビ騒音殺人事件』…1987年10月6日に東京都中野区の住宅街で起きた。22歳の大学生が下宿先の隣に住む大家の父娘を文化包丁で斬殺、続いて隣家にも押し入り母子3人を殺害した。犯行動機は「大家のテレビの音と隣の家の子どもの声がうるさい」というものであった

引用元:BEST TiMES

その他にも近年ではバーベキューをしていた家族が殺傷された事件も騒音によるものでした。

本記事ではテレビ音量の基準を知り、騒音主にならないための対策についてお伝えします。

両親はテレビを見るのが趣味みたいなものだから、快適に視聴させてあげたいな。

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テレビ音量基準を知ろう|あなたの家は何デシベル?

音量基準はテレビから1メートル離れた場所で60dbほどです。現状のテレビボリュームと比較してみましょう!

60dbって言われてやっぱりもわからない。テレビ音量でいうとどれくらい?20?15?

テレビ音量はメーカーによってばらつきがあり、同じボリュームでも聞こえ方が違うのです。それはテレビによってスピーカー出力(ワット数)が違い、スピーカーの位置や個数に違いがあるからです。

さらにここ数年のテレビはスピーカーの位置がした向きになっているので、音も聞き取り難くなっているのです。

まず自宅のテレビがどれだけの音量で何デシベルになっているかを確認します。専用の機械もありますが、今はスマホアプリで確認することだできます。

無料アプリの【騒音測定器】を使っています。デシベルを簡単に確認することができますので計測してみてください。

最大は77dBです。波形が上がっていますね
テレビから1m離れた場所で測定しています

見る番組によって数値は違いますが平均は45デシベルぐらいです。最大だと78デシベルでした。

特に歌番組はやはり数値が高くでましたね。騒音トラブルをさけるなら基準値を50デシベル以下にしたいですね。

測定アプリを使うことで現在のテレビのデシベルを把握することができ基準の数値にする場合、音量設定をどこまで下げればよいかを確認することが出来るのです。

以下の表は環境省が公表している『騒音に係る環境基準』の昼と夜のデシベル数値。

昼間夜間
55デシベル以下45デシベル以下

地域にもよりますが、夜間だと45デシベル以下です。戸建てであればあまり気にしなくてもいいですが、共同住宅に住んでいるのであれば特に気をつけないといけません。騒音トラブルで多いのは夜間が圧倒的に多いからです。

私がいつも設定しているテレビボリューム28だと騒音になりますね。

45デシベルまで下げるにはテレビの音量設定を28から15まで下げるとギリギリ基準に達することができました。ですがかなり小さく感じますね。

ちなみに実家のテレビのデシベルは平均55デシベルでした。最大は83デシベル。いかに大音量で視聴しているのかがわかりますね。

いつ騒音トラブルになってもおかしくない状況です。

『今までテレビ音量なんて気にせずにテレビを視聴していました』というかたはテレビ音量の基準を知ることで、少し大きいかなと意識することが出来ます。

ぜひ、今からアプリを活用し自宅のテレビが基準値よりどれだけ大きいか調べてみてください。

騒音の感じ方は人によって違いますが基準を知ることで人は意識する習慣があるので効果的なのです。

テレビの音量が大きくなる原因

テレビの音量が大きくなる原因は3つあります。

  • 放送局により音量レベルが違う
  • テレビの音質の悪さが原因
  • 聴力が低下して知らぬ間に音量を大きくしてしまっている

この3つの原因について詳しく解説していきます。

放送局によって聞こえる大きさが違う

皆さんこんな経験はありませんか?

ドラマを見ていてCMになった途端急にボリュームが大きくなった。

チャンネルを切り替えて違う番組になったら音が大きくなった。

例えばNHKと民放では音量レベル差を感じることがあります(NHK が大きい)それは放送局によって作られているデーター量が違うためです。

アナログ放送(大きい)とデジタル放送(小さい)でも音量の違いがあり地デジに切り替わったときはお客さんからよく音が小さくなり聞き取り難くなったと言われました。

最近の機種は放送局により音量の違いがないように、制御機能がついており、それほど感じなくなりましたが小型テレビや安価のテレビなど音量の制御機能がついていませんので知らないうちに音量が大きくなっていることもあります。

テレビスピーカーによる原因

テレビはスピーカー位置によって聞こえ方が全然違います。最近の薄型テレビはスピーカーがフレームの下についており音がダイレクトには聞こえず、反響させています。その為に音が聞き取りずらくなっています。

無自覚のうちに聴力が低下している

  • 老化による聴力の低下
  • ストレスや睡眠不足
  • ヘッドホンの使い過ぎなど

その他にも原因はありますが、私生活が原因で聴力が低下してしまいます。特に現代はスマホが普及したことにより、気軽に音楽が楽しめ通勤通学などでイヤホンを使い機会が多くなり若年性難聴も増えている。

知らないうちに音楽もテレビも大音力で聞いてしまっているのです。

騒音主は自覚がないことが多く知らないうちに他人に迷惑をかけています。トラブルにならないためにもしっかり対策が必要です。

周りに迷惑をかけずにテレビを楽しむ方法

音をはっきり聞こえれば音量をテレビ音量を上げる必要はありません。そんなアイテムを紹介いたします。

一番有名なのは補聴器。昔からある機器ですがやはり高額ですし、耳につけるのに抵抗があったり、中には年寄り扱いされるのが嫌で家族からプレゼントしてもらったけど結局使わなかった人も多いはずです。

補聴器とは、難聴による聞こえの問題を解決することを目的とした音の増幅器である。形状は多種多様。単純に音を拡大するだけでなく、音の感度、ダイナミックレンジ、周波数分解能、時間分解能、方向性といった要素を考慮しながら増幅を行う。

引用元:Wikipedia

今は家電量販店に行くと、音を楽しむ機器が増えており集音器や手元スピーカーがあります。価格もお手頃な商品も多く1万~3万円ほどで購入できます。補聴器は万円から50万ほど。

まず試すなら価格の安い手元におけるスピーカーや集音器が良さそうだね

手元スピーカーとは自分の手の届く距離に置いて使うタイプのスピーカー。自分の近くの置くことで大音量にしなくてもテレビから聞こえてくる人の声など聴きやすくなる。深夜の視聴で音量を抑えたい方などにおすすめです。

販売員がおすすめ手元スピーカー|ソニー(SONY) SRS-LSR200


こちらの商品は手元スピーカーの中でも1番有名な商品でどこの家電量販店でも取り扱いのある手元スピーカーです。

特徴としてはリモコンとしても使用できることと人の声がはっきり際立てさせてくれます。

私が接客していてご年配の方からよく聞く声として

これ以上リモコンや機器を増やしたくない!

リモコンをよくなくしてしまいいつも探してしまう!

この悩みを解決してくれるのがソニーのSRS-LSR200です。

ご年配の方ってリモコンや機器が増えるのに抵抗があるのです。ただでさえテレビ・BDレコーダー・エアコンなど周りに多くのリモコンがありますからね。

我が家もよくありますがリモコンってどこに置いたかわからなくなります。スピーカーとリモコンが一体化することによりリモコンを紛失することがなくなるのです。