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家電の延長保証はいらない?加入すべき商品とは

家電製品の保証には大きくわけて3つあり、メーカー保証、無料延長保証、有料延長保証に分けられます。本記事では【有料延長保証】についての内容になっています。

家電量販店やインターネットなどで商品を購入する際に聞かれる延長保証の加入の有無。加入しなくても壊れたことがないから大丈夫と思いながらも少し迷ってしまいますよね。

加入しても保証を使わないことも多く、本当に必要か判断ができません。店で購入する際は販売員から巧みなトークで加入を勧められることも多いです。

家電を購入する前にしっかりと判断基準を知り後悔ないようにしたいですね。

家電の延長保証は本当にいらない?判断基準とは

家電を購入した時の保証はメーカー保証で十分です。ですが判断基準は使用頻度とあなたにとって購入する家電は生活必需品なのかです。

たとえばBDレコーダーを例にあげると

  • アニメが好きで1週間に20本録画する。
  • ジャニーズが好きでDVDやBDのライブ映像を頻繁に見る
  • 仕事が忙しくリアルタイムでは見れないので、とりあえずたくさん録画してあとから見る
  • 録画機がない生活なんて考えられない!

こんな人は延長保証に加入したほうが良いでしょう。

BDレコーダーのハードディスクやディスクを入れるは使い方によってかなり故障頻度が変わります。

私も店で修理受付することもありますが、お客様から使用状況を聞くとヘビーユーザーの方が多いです。

「購入しても2~3年でハードディスク壊れる」

「推しのライブDVDを毎日見るのでディスクが読み込みできなくなる」というお客様も少なくありません。

そういうお客様はご自身でもどれぐらいで壊れるかわかっているので延長保証を加入していることが多いです。

故障したとないから大丈夫と思わず、これからあなたがどれだけ使うか確認し延長保証に加入するか判断すると良いでしょう。

延長保証に加入したほうがいい家電は?

販売員がおすすめする延長保証に加入したほうがよい家電は3つあります。

  1. 全自動録画BDレコーダー
  2. 音楽ウォークマン
  3. 録画内臓テレビ

順番に解説します。

見逃し対応の全録画BDレコーダー・4Kチューナー内蔵レコーダー

パナソニックや東芝から発売している全録画対応レコーダーは間違いなく延長保証をつけたほうがいいです。なぜならHDD(ハードディスク)に書き込みする回数や容量が大きいので故障する頻度も他の録画機と比べ多いですし修理代金が高額です。

修理金額をお客様に伝えると高くて怒られることも多いです。

概算修理金額は1万~4万円ほどです。

ソニーウォークマン

今はスマホで音楽を聴く方も多く以前ほどウォークマン人気はないですが、スマホを持たない小中学生にはまだまだ人気の家電なのですが、ウォークマンの修理受付することが多い家電です。

購入から1年以上過ぎ保証の切れたタイミングで壊れることも多いです。ウォークマンは修理すると購入金額とほぼ一緒の金額がかかります。なのでほとんどのお客様が新しく買い替えします。

延長加入時の金額は1000円~2000円なので加入しといて損はないと思います。せっかくプレゼントやお年玉で購入したのに壊れてしまうととても悲しい気持ちになりますね。

BD・HDD録画内臓テレビ

三菱やパナソニックから発売している録画内臓テレビですが、テレビは問題ないのし録画部分だけ壊れることもあります。家電量販店でついている無料延長保証はテレビ部分は保証対応しているが録画部分は別という店もあります。

テレビに内装しているので修理の技術料が高額でさらには出張費も価格のでBDレコーダーより修理金額が高額になります。

判断基準は録画を週5本以上するなら延長保証は加入したほうがよいです。無料延長保証がついているなら購入前に録画部分も対応可確認しておくとよいでしょう。

概算修理金額は16500円~48400円ほどです。

家電の延長保証はいらない|メーカー保証で大丈夫な家電

メーカー保証でも大丈夫な家電は冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなどの大型です。

なぜなら大型家電は初期不良がなければ故障する頻度が少ないからです。そして家電量販店で購入する場合はほとんど無料の延長保証が付いていますのであまり深く考えることはないでしょう。

ネットや通販で購入するときも今は独自の延長保証がついていることがほとんどです。

ただし1つ注意が必要なのは「大型テレビ」です。

今の大型テレビは昔と比べると考えられないくらい安くなりました。以前は日本製、インターネット機能もなくシンプルだった為、故障するリスクは少なかったです。万が一故障しても部品交換で済みました。

しかし近年LED液晶テレビや有機ELが主流になってからは3~4年で不具合が起こることも多くなってきました。さらに故障してしまった場合修理金額が高額になります。

不具合の箇所にもよりますが、例えば画面に線が入ってしまった場合はテレビのパネルを全部交換しないといけないことも多く、そうすると購入した金額に近い修理料になります。

新築で大型テレビを買ったのに3年後にテレビの修理で15万円っていう事例もありました。

大型家電には延長保証はいらないですが、もし大型テレビは販売店にサービスで延長保証がつけれるか確認したほうがよいでしょう。

延長保証が必要ない家電

パソコン・オーディオコンポ・電子ピアノ・キーボード・調理器具・掃除機・美容家電・季節家電・ゲーム機など ※一眼レフカメラは使用頻度が多ければ加入も有り